資源循環と環境保全の未来を創造する『メトレック株式会社』設立

サービス概要
2024年8月、みずほリースの子会社であるエムエル商事と、TREホールディングスの子会社であるタケエイおよびリバーの3社は共同で、資源循環と環境保全を推進する『メトレック株式会社』を設立しました。
メトレックは、環境や建物解体に関する高度な専門知識や先進技術、事業者ネットワークを活かし、お客様に対し、環境調査から再資源化までの包括的なソリューションを提供、環境負荷の低減、コスト削減、再資源化率の向上を実現します。
また、同社のみならず、みずほフィナンシャルグループの各企業とも連携しながら、各社が有するファイナンスを含む様々な機能を活かし、事業面・ファイナンス面の両面からお客様の課題に対し、ソリューションの提供を行います。
課題と効果
- 市場の課題
- 昨今、企業活動において脱炭素やSDGs達成への取組みが求められるようになり、廃棄物の適正管理と環境への影響に対する対応が急務となっています。一方、高度経済成長期に建設された工場・病院等の建物が寿命を迎えるなか、建設業界における担い手不足や環境基準の高まりへの適切な対応などもあり、お客様として対応が難しいという課題が存在します。
- 導入効果
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『メトレック株式会社』の設立により、廃棄物・資源循環に関する課題解決や、工場・施設等の統廃合時に発生する環境対策や設備撤去、構造物解体、再資源化、廃棄物処理までワンストップでの提案や対応を行っていきます。
このような活動を通じて資源の有効活用と環境負荷の軽減が実現し、持続可能な社会への貢献が期待されます。
パートナーさまの声
顧客層や提案幅が拡張
今後はエリア拡大を目指す
工場移転時に発生する解体工事を例にすると、建物・設備のアスベスト調査、設備のリユースやリサイクル、産業廃棄物の適正な処理など、解体や撤去以外にもさまざまな環境対応プロセスが発生します。
従前のタケエイの顧客層はゼネコンや解体工事業者が大半であり、産業廃棄物の処理を中心に対応しているため、ご提案できる内容が限定的になることも少なくありませんでした。この打開策となったのが、みずほリースさんとのメトレックの設立です。みずほリースさんの既存顧客層にアプローチできるようになったことで、ご提案の機会や幅を拡大できているからです。お客さまは既にみずほリースさんと信頼関係を構築できているのでスムーズにコミュニケーションを取る事ができます。また、みずほリースさんは、お客さまの移転計画情報などを早期に把握しているため、環境課題に関するご提案の幅も広がりました。おかげさまで、これまで未開拓だった製造業や大手メーカーを中心に、多くのお客さまとやりとりできています。現在はタケエイやリバーの拠点がある関東圏を中心に事業展開していますが、みずほリースさんのビジネスフィールドは全国です。実績を積み上げながら新たなネットワークを構築し、エリアも拡大していきたいですね。
株式会社タケエイ
戦略営業部 マネージャー 奥野 拓真 様
(2025年3月現在)
https://www.takeei.co.jp